全体演習・ゼミナール 個別PJ精査&磨き上げ | |
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日時 | :平成28年11月25日(金) 15:00〜18:30 |
会場 | :富山大学高岡キャンパス2階大会議室 |
進行 | :高岡市経営企画部都市経営課 主 幹 日名田尚明 |
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:高岡市経営企画部都市経営課 主任企画員 蓑口雅一 | |
:富山大学地域連携推進機構 教 授 金岡省吾氏 |
たかおか共創ビジネス研究所の10日目が開講。研究生が計画する事業発表を各自おこない,個別プロジェクトの精査と磨き上げをはかり,各事業の課題や方向性について討議。各研究生は最終のポスターセッションへ向けて,事業内容のブラッシュアップに取り組んだ。
これまでの講義や演習,個別ヒアリングなどを通じて築いてきたプロジェクト案の個別精査を全員でおこなった。1人15分間(事業発表5分質疑応答10分)の持ち時間で,8名の研究員がプレゼンテーションツールやポスター案などを活用し,各自のプロジェクトをポイントごとに整理して発表をおこなった。
事業発表を行うポイントとして「限られた時間で伝えられるか」「地域資源・地域課題をどのように捉え,どう関わっているか」「自社の強みや個性を生かし,どんな地域活性化プロジェクトを考えるか」「プランをどのように進めていくか,何に障害があるか」に留意すること,また,事業発表を聞くポイントとして「一般の人にも理解できるか」「地域資源の活用・地域や企業の課題解決に繋がっているか」「本業(企業の強み)が融合されているか」「共通価値CSVの創造に繋がっているか」「今ある障害を克服するアイディアはないか」を意識することを確認した。
またディスカッションのルールとして「未来を語る」「人を褒める」「断定しない」ことを守って発言することも確認した。各研究生が考えている,各企業課題や高岡の地域課題解決へ向けての事業シナリオや事業計画や方向性・地域の将来像などが示されたプロジェクト発表を受け、研究生間で事業内容や課題についての質疑応答,意見や情報の交換などがおこない,各自のプロジェクト内容を全員で共有しながら精査を行った。
金岡教授からは思い描くプロジェクト案に対して,方向性の確認や具体的な事業内容の提示や現実味のある事業計画にすることなどのアドバイスや写真でのビジュアル訴求の効果など表現面でのアドバイスがあった。各研究生は討議での意見やアドバイスなどを活かし,個別プロジェクト精査、磨き上げを行い,次回最後となるプレゼンテーション演習に備える。