とやま呉西圏域共創ビジネス研究所 第2期

とやま呉西圏域共創ビジネス研究所 第2期 事業レポート03

とやま呉西圏域連携中枢都市圏富山大学


3日目 地域再生論 ② 地域づくりコンセプトの変化

日 時 2018 年 8 月 24 日 15:00 ~ 18:00
会 場 富山大学 高岡キャンパス 大会議室
内 容 地域再生論 ② 金岡 省吾 富山大学地域連携戦略室長・教授

 とやま呉西圏域共創ビジネス研究所 3日目が開講。
地域再生論 ②「地域を取り巻く環境変化 ~新たな地域づくり~」の基礎講義が行われた。


地域再生論 ~地域づくりコンセプトの変化~

金岡 省吾 富山大学地域連携戦略室長・教授

 首都圏の動きや、人口が減るとどうなるかを話していきたい。

 研究員の皆さんは、
1)自社のある地域課題・未来を知る
  ・地域課題 地域の将来像を共有化
  ・何をすれば自分の企業が生き残れるか?
  ・社内起業(新分野進出)ができるか?
2)自社の強み及び特技を見直す
  ・本業を生かした地域活性化
  ・産学官金の連携相手を明確化

 → 「地域の課題をビジネスで」を常に意識して講義や
   ディスカッションに臨んでほしい。

 研究所のコンセプトは、新サービスの開発、企業経営の新たな切り口、CSVの実現「本業と地域の双方活性化」、人口減少ビジネス、少子化ビジネス、高齢化ビジネス、地方創生の動きを活かした本業活性化で、既に動いている方は、さらなるレベルを目指してほしい。

 行政・金融・大学が早い段階から、地域課題・将来像を情報共有することで、先駆事例では目標を達成している。日本の今後はどうなるか? 人口が増加している時代は公共事業が多かったが、人口が減少している今、道路・港湾・住宅などインフラの時代ではなくなってきた。

 ボランティア中心の地域活動は頭打ちになり、ソーシャルビジネス・地域ビジネスが地域づくりの中心に変わってきた。

 ローカルイノベーションの全国事例・企業のCSV活動などを紹介した。




グループワーク

 本日の感想や、ソーシャルビジネス・コミュニティービジネス、新たな公についてのグループ討議を行った。


グループA

CSVなどの新たな地域づくりを、今後自社の経営方針や理念に生かしたい。実際にビジネスの中から困り事を引き出せるが、新たなビジネスに転嫁できるかは不安。小さくてもプラスになる事業は大事。


グループB

地域の課題を本業にどうつなげるか? 多種多様なニーズ、価値観にどう対応するかが課題。将来のあるべき姿、理想像を描かないと経営方針は決められない。




協力機関
  • 高岡信用金庫
  • 富山銀行
  • 富山第一銀行
  • 日本政策金融公庫 高岡支店
  • 北陸銀行
後援
  • 経済産業省 中部経済産業局 電力・ガス事業北陸支局
  • 公益財団法人 富山県新世紀産業機構
  • 国土交通省 北陸地方整備局
  • 財務省 北陸財務局
  • 高岡商工会議所
  • 独立行政法人 中小企業基盤整備機構北陸本部
研究所事務局
  • 高岡市 市長政策部 都市経営課
  • 富山大学 地域連携推進機構 地域連携戦略室


Copyright © 2018 とやま呉西圏域共創ビジネス研究所 第2期 All rights Reserved.

▲ ページの先頭に戻る