魚津市では、富山大学との共同主催w,地域金融機関の協力と関係機関やメディア等と連携して、魚津の将来を担う企業人・地域リーダーの育成を目的とした「魚津三太郎塾」を開催しています。
この塾は、多くの他塾で見られる講演会形式ではなく、自ら考え行動する人材の育成を目標にしたディスカッション中心のカリキュラムで実施しています。産学官金が連携した学びの場として位置づけ、塾生一人ひとりが魚津の地域課題と企業の営利活動の共通項を探し出し、実行する地域プロジェクトの創造を目標としています。
平成28年3月9日 「魚津三太郎塾」第5期開講式が行われ,「魚津の水循環」をテーマにビジネスプランや地域プロジェクト創造を目標に本年10月までの講義がスタートした。
平成28年4月7日 富山の水資源と富山湾について地球環境の観点から学ぶ「高低差4000環境論」として富山と魚津の水循環の魅力と水循環をテーマにしている意義を確認した。
平成28年4月22日 概要や目標,カリキュラムイメージについてのオリエンテーション及び地域再生システム概論を学んだ。
平成28年5月20日 魚津の自然環境について“さかな”と水循環の観点から学び,魚津の水循環の魅力や魚津の生物多様性・生態系について学び,事業計画へのヒントを探った。
平成28年6月3日 地域課題解決への地域経営を考えた新たな地域づくりを事例から探り,地域課題解決をビジネスで取組むという概念を学んだ。
平成28年6月15日 「水循環を守り・育み・活用する企業行動とは」をテーマに課題の明確化を図り,事業計画につながる取り組む事業の1行コンセプトを発表した。
平成28年7月1日 富山国際大学上坂博亨教授から「でんき宇奈月プロジェクト」について講義を受け,地域の活性化に地域の企業がどのように共生し関わりを持っていけるのかを考えた。
平成28年7月15日 地域再生システム論として,地株式会社ワールドリー・デザイン代表取締役の明石あおい氏から,まちづくりや地域活性化についての考えを学んだ。
平成28年7月29日 株式会社たがみ専務取締役の田上雅人氏を講師から「熊野米プロジェクト」の取り組みについて,地域課題解決やコミュニティビジネスの事例を学んだ。
平成28年8月10日 第1期生の魚津印刷・森内将史氏から塾生時代の取り組みと,話題提供を受け,ケーススタディ形式の講義がおこなわれた。
平成28年8月26日 富山大学の奥敬一准教授から里山の再生と資源活用について学び,森林の維持や課題解決への手法,里山の将来像や可能性を考えた。
平成28年9月8日 第3期修了生の島澤達也氏から魚津三太郎倶楽部の取組みをヒアリングし,魚津地域におけるコミュニティビジネスの可能性について考えた。
平成28年9月12日 各塾生の理解度把握と提案事業の概要について聞き取るために個別塾生ヒアリングを行った。
平成28年9月23日 魚津の水循環を守り・育み・活用する企業行動を考慮し,各塾生企業の技術力や経営資源を活かす事業計画の概要を伝える3行コンセプトを発表した。
平成28年10月7日 事業計画案をこれまでにまとめ上たポスターの叩き台に基づきプレゼンを行い,塾生間で討議し個別プロジェクト内容を精査した。
平成28年10月21日 塾生が構想してきた事業計画案をまとめたポスターに基づきプレゼンを行い,塾生間で討議し個別プロジェクト内容を精査した。
平成28年11月11日 最終プレゼンテーションへ向けての最後の全体演習がおこなわれ,ポスター最終形でのプレゼン演習で検討作業がおこなわれた。
平成28年11月28日 約50名が参加し,塾生による最終プレゼンテーションとポスターセッション,修了証の授与式と座談会がおこなわれ約7ヶ月に渡り開催された魚津三太郎第5期の全カリキュラムが終了した。